映画「不思議の国のアリス」は1865年、ルイスキャロル著の児童小説を基にして作られたディズニー映画です。
ルイスキャロルが知人の少女に手書きでプレゼントした物語を、出版した作品として知られています。
主人公アリスが白うさぎを追いかけて、不思議な世界へと迷い込んでいくこの物語は、ユニークなキャラクターや、セリフに散りばめられた言葉遊びが愉快な作品です。
現在もたくさんの国で翻訳され人気を博し続けています。
今回の記事では、子供達への教訓になる「不思議の国のアリス」の名言6選をご紹介したいと思います。
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『不思議の国のアリス』の名言6選
それでは、「不思議の国のアリス」の名言を全部で6つ紹介していきたいと思います。
名言①:「私の世界では無意味なものしかないの。だって、本当にあるものは本当にはないけど、本当にないものが本当はあるの。」
退屈な時間を持て余し、飼い猫のダイナに訴えかけるシーンでアリスが放ったセリフです。
アリスは姉とともに歴史の勉強をしていましたが、挿絵のないその教科書はアリスにとってただただ退屈なものでした。
こんなありきたりな世界にいることに飽き飽きしているのです。
アリスの想像する不思議な世界では、猫は靴を履いていて、小鳥は歌を歌っているのです。そのような世界にアリスは行きたがってるんです。
名言②:「好奇心は災いの元になるわ…」
川のほとりでくつろいでいるアリスの目の前に、大きな懐中時計を持って大急ぎでどこかへ向かう白うさぎが横切ります。
白うさぎは木下の洞穴へと入っていき、好奇心旺盛なアリスも思わず追いかけてしまいます。その結果、アリスは洞穴へと落ちてしまうのです。
好奇心も大事ですが、その先のリスクを考えずに行動することは危険が伴いますね。
名言③:「こんなおかしい人たちはいやだわ!」
不思議な世界へと迷い込んでしまったアリスに、現実世界ではありえないことが次々と襲いかかります。
体が大きくなるクッキーや、話すドアノブに歌を歌う花たち、バタートーストの形をした蝶々など…
最初は目新しい光景で楽しんでいたアリスですが、だんだんとその世界が怖くなっていくのです。
不思議の国の住人たちは、アリスにめちゃクチャなことを口々に言います。
不思議な双子には、牡蠣みたいだと言われ、花たちには雑草呼ばわりされたり。
こんな世界なら白うさぎを追いかけてくるんじゃなかった…とアリスは後悔しはじめるのです。
名言④:「誕生日は一年でたった1日。そうじゃない日は364日。せっかくならその日も祝おう!」
白うさぎを追いかけてたどり着いたのは、不思議な帽子屋と三月ウサギが永遠に開催する、「お誕生日じゃない日のお茶会」。
彼らは「誕生日じゃない364日もめでたい日だ!」と、毎日毎日お茶会を繰り広げ、どんちゃん騒ぎをしています。
見ているだけで愉快なお茶会を目にしたアリスは、とても愉快な気分になります。
彼らの延々続くパーティーを見ていると、なんだか羨ましくなります。
誕生日じゃない日だって毎日毎日が特別な日。
そんな考え方もいいかもしれませんね。
名言⑤:「道は全て私のものよ!私に逆らうものは全て打ち首よ。」
ふしぎの国を独裁する赤の女王は、「逆らうものは処刑」が口癖です。
皆処刑におびえ、彼女の傲慢な態度に逆らえる者は誰もいないのです。
女王のやり方に納得のいかないアリスは、彼女に「デブで、わがままで、傲慢だわ!」と皆が思っている言葉を浴びせるのです。
どんな世界でも国でも、傲慢な態度の人はいますよね。
人の上に立つ立場の人は、自分のためだけに動いていては誰も支持してくれる人はいなくなるでしょう。
そのことを赤の女王から学びました。
名言⑥:「思い立ったままに行動してしまう。ちゃんと考えてから行動すればよかった。」
帰り道を見失い、赤の女王にも追いかけられてしまう立場になってしまったアリス。
彼女は自分の思うまま白うさぎを追いかけてきてしまったことや、姉の言うことを聞けなかったことなど、自分のしてきたことを反省しました。
思うままに行動をすると、いい教訓を得ることもありますが、その分失敗するリスクも大きくります。
大人になるにつれてそのことは誰しも学んで行くものですよね。
まとめ
今回の記事では、映画「不思議の国のアリス」の名言6選を紹介してきました。
子供が様々な教訓を得れるのはもちろん、大人になってから改めて見てみると、赤の女王の言動やアリスの行動に気づかされることがあると思います。
世界で語り継がれる名作を、今一度見返してみてはいかがでしょうか。