映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の名言・名セリフ10選|「他人の意見は関係ねぇ。自分の道を進め。」

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(c)2008「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」製作委員会

 

2008年に公開された映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生

 

老人の姿で生まれ、年を取るごとに若返っていき、赤ん坊の姿で死ぬという一生を送った男性・ベンジャミンを主人公としたファンタジー作品です。

 

愛する人たちと共に年をとる事が出来ない、ベンジャミンの孤独と苦悩

 

そして見た目のみ若返っては行くものの、体の中は死に向かって老衰している事は他の人と何も変わりない、彼の運命の残酷さ

 

作中で描かれるこれらのテーマは、多くの人の心を揺さぶりました。2時間46分の上映時間で、死生観を見事に表現した作品です。

  

人生の意味は何なのか...。誰もが持ちうる永遠の疑問に対する答えが、もしかしたら見つかるかもしれません。

 

この記事では、そんな「ベンジャミン・バトン」の中に散りばめられた、心に刺さる名言を全部で10つ紹介していきたいと思います。

 

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映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の作品概要・あらすじ


「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」予告編

年を取った老人のような状態で生まれた「ベンジャミン」が年を取るたび若返る一生で一度の人生を描いた作品。

 

2008年/165分/アメリカ


監督:デヴィッド・フィンチャー


キャスト:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット他

 

評価:3.68点/5点

 

 

80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれた男ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)。

 

時間の流れを止められず、誰とも違う数奇な人生を歩まなくてはならない彼は、愛する人との出会いと別れを経験し、人生の喜びや死の悲しみを知りながら、時間を刻んでいくが……。

 

シネマトゥデイより引用)

 

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の心に刺さる名言・名セリフ10選

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https://eiga.com/movie/53529/gallery/

それでは、映画「ベンジャミン・バトン」の中に散りばめられた、心に刺さる名言・名セリフを全部で10つ紹介していきたいと思います。

 

名言①:「みんな最後は同じ。たどる道が違うだけよ」

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https://eiga.com/movie/53529/gallery/3/

英語訳

「We all going the same way.Just taking different roads to get there.」

 

本映画を象徴する名言だと思います。

 

幼少期のベンジャミンを寝かしつける際、育ての親であるクイニーが、ふと言った台詞です。

 

「毎日、自分が変わっていく感じがするんだ」と不安がるベンジャミンに、「誰だってそうよ、昨日の自分とは違うわ」と教えた後、この台詞を言います。

 

しかし幼子であるベンジャミンには、まだこの言葉の本当の意味は理解できていません。

 

今はまだ、絵本でも読んでもらっているかのようなあどけない表情で、彼女の話に耳を傾けます。

 

どんなに波乱万丈の人生を送ろうと、始まりと終わりは、人間誰もが皆同じなのです。

 

華やかな人生を送っている人をつい羨んでしまう事もありますが、やっている事の本質は自分とそこまで変わりがないことに気が付きます。

 

名言②:「他人の意見は関係ねえ。自分の道を進め」

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https://eiga.com/movie/53529/gallery/4/

英語訳

「Don't let anyone tell you different.You gotta do what you're meant to do.」

 

少年期のベンジャミンが初めて仕事を経験したのは、チェルシー号という小さな船でした。

 

そこの船長マイクは、口は悪いもののとても面倒見がよく、男気溢れる性格です。

 

マイク船長はある日、ベンジャミンを酒場へ連れていき、自分は父親に逆らってアーティストになったのだと話します。

 

船長は船乗りでは?と訝るベンジャミンに、服を脱いで見せるマイク。何とそこには、彼が自分で彫ったタトゥーがびっしりと刻まれていたのです!

 

感心するベンジャミンにマイク船長があてたのが、この言葉でした。

 

「こうなりたい」と強く望んで実行すれば、何にだってなれる。私たちにそう教えてくれた、マイク船長の力強い名言です。

 

そして船長のこの言葉は、誰とも違う人生を歩まなければいけないベンジャミンにとって、文字通りコンパスとなっていく訳です。

 

名言③:「成長は不思議だ。そっと忍び寄り、ある日突然別人に変わってしまう」

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英語訳

「Growing up's a funnything.Snake up on you.One person is there,then suddenly somebody else has taken her place. 」

 

少年期のベンジャミンは、祖母と一緒によく老人ホームに来ていた青い瞳の女の子、デイジーに恋をしました。

 

デイジーは、ベンジャミンが実は老人ではない事を早くから見破り、二人の仲はあっという間に深まります。

 

久しぶりにデイジーと再会したベンジャミンは、デイジーが、大人びた色香を纏う少女に成長した事に驚きます。

 

そしてこの時期のベンジャミンは、自分もまた、お酒の味や女遊びを覚えたりと、大人の男性の領域に足を踏み入れつつある事を実感していました。

 

今まで自分と同じ感じがしていた幼馴染の女の子が、ある日いきなり女性らしく綺麗になり、その姿に戸惑ってしまった経験に心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

あるいは、幼馴染の男の子が中学へ入り、不良の先輩の影響でタバコを覚えた姿を見て、「あの子、あんなだったっけ?」と目を見張ったり。

 

目に見えない成長が積もりに積もって、ある日ガツンと目に見える形で現れる
それが思春期なのかもしれません。

 

名言④:「人は皆、愛する人を失うものよ。失って初めて、大切さがわかるの」

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英語訳
「We're meant to lose the people we love.How else would we know how important they are to us?」

 

ベンジャミンの育った老人ホームに入居していた、名もなき女性が言った言葉です。

 

「僕は年をとるのではなく、若返っているのかもしれない」と打ち明けるベンジャミンに対し、「だとしたら可哀そうよ。あなたはこれから、たくさんの人の死を看取るのだもの」と彼女は返します。

 

人生はそういうものか、と納得するベンジャミン。

 

そしてこの女性はそのまま、ベンジャミンに、大切な人を失う悲しみを最初に教えてくれた人物となるのです。

 

名言⑤:「人生は、どうにもならない出来事の積み重ねだ」

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英語訳
「Life being what it is,a series of intersecting lives and incidents out anyone's control.」

 

ベンジャミンの初恋相手であるデイジー。

 

彼女は、将来を嘱望されていた"バレリーナ"であったものの、不慮の事故に遭い、踊ることの出来ない体になってしまいます。

 

もしもあの時、デイジーの前を車が通ってさえいなければ...と考えかけるベンジャミンですが、やはりどうにもならない事だったのだと思い直します。

 

誰しも自分の人生を振り返る時、「あの時、ああしていれば...」と後悔してしまうポイントが存在すると思います。

 

しかしそのポイントが上手くいったとしても、今度は別のどこかでつまずいていることでしょう。

 

思い通りに行く人生なんて、ありはしないのだと気付かされる名言です。

 

名言⑥:「皆、最後にはオムツをする」

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英語訳
「We all end up in diapers.」

 

ベンジャミンとデイジーが同棲を始めてしばらく経ったある日、デイジーが妊娠したことがわかります。

 

ベンジャミンは、子供が自分の体質に似るかもしれない不安。

 

そして何より、自分の存在がデイジーと子供の重荷になるかもしれない不安から、素直に喜べずにいました。

 

そんな難しい顔で考え込むベンジャミンにデイジーが言ったのが、この一言でした。

 

名言⑦:「時が零れ落ちて、無くなっていく、、。」

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https://eiga.com/movie/53529/gallery/11/

年老いたデイジーと娘のキャロラインが、ハリケーンの近づく病院でベンジャミンの日記を読み聞かせているシーンでこの言葉が投げかけられます。


この言葉はベンジャミンとの思い出がどんどん零れ落ちるように思い出せなくなっていることを意味しているのでしょうか。

 

それとも自らの死期が近づいていると感じたからなのでしょうか。

 

そんなことを考えながら、映画を見ていました。

 

名言⑧:「太ったやつ痩せたやつ背が高いやつ、そして白人も結局は一人だ。一人になるのが死ぬほど怖い」

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https://eiga.com/movie/53529/gallery/12/

ベンジャミンの養母であるクイニーが運営する老人施設で働くオティの言葉です。

 

サルとして檻に入れられ見世物にされたり、5回の結婚を経験するオティが松葉杖で歩けるようになったベンジャミンを街に連れていきます。

 

オティは"別れもあれば出会いもある、面白く広い世界"をベンジャミンに教えた男です。

 

名言⑨:「ハチドリがあんなに高く飛ぶのを初めて見た。」

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https://eiga.com/movie/53529/gallery/13/

太平洋戦争の戦火に巻き込まれ、亡くなったマイク船長の傍らをハチドリが飛んでいく場面で出たのがこの言葉。

 

船長が力説していたハチドリの無限の可能性と自由を、ベンジャミンが感じた言葉なのではないでしょうか。

 

名言⑩:「おやすみ、ベンジャミン。」

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https://eiga.com/movie/53529/gallery/16/

病室にてデイジーが最期の時を迎える直前のセリフ。

 

これまでの幾夜幾年月が流れようと、デイジーの心の中にはベンジャミンがいたのでしょういね。


キャロラインがベンジャミンの日記をすべて読み終わり、懐かしさと切なさを胸に抱えながら逝ったデイジーのやさしい一言ですね。

 

まとめ

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https://eiga.com/movie/53529/gallery/20/

 

今回の記事では、映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」に登場する名言10選を紹介しました。

 

今後の人生で大切にしようという言葉ばかりで、学びの多い映画でした。

  

 

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※本ページの情報は2020年6月時点のものです。
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