(c)2019「翔んで埼玉」製作委員会
2019年に公開された『翔んで埼玉』
過激なくらいの自虐ネタが面白い"埼玉ディスり映画"として話題を呼びました。
同タイトルの漫画に登場するクセの強いキャラクターを、映画ではGACKTさんや二階堂ふみさんが見事に演じています。
映画『翔んで埼玉』には、あまりにもひどい埼玉県の扱いに、思わず耳を疑いたくなるような強烈な名言・セリフがたくさん登場します。
その中でも、自虐と愛にあふれた名言・セリフを6つご紹介します。
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『翔んで埼玉』の作品概要・あらすじ
『テルマエ・ロマエ』の監督が贈るディスり合戦開幕! 映画『翔んで埼玉』予告編 /2月22日(金)公開
2019年/106分/日本
監督:武内英樹
原作:魔夜峰央
キャスト:二階堂ふみ、GACKT他
評価:4.15点/5点
かつて埼玉県民は東京都民からひどい迫害を受け、身を潜めて暮らしていた。
ある日、東京でトップの高校・白鵬堂学院の生徒会長で東京都知事の息子・壇ノ浦百美(だんのうらももみ)は、アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(あさみれい)と出会う。
互いに惹かれ合うも、実は麗が埼玉県出身だったと知る百美。
そして、東京と埼玉の県境で引き裂かれる2人。
まさに埼玉版「ロミオとジュリエット」とも呼べる愛の逃避行と、その中で埼玉県解放を成し遂げるべく戦いを挑んだ者たちの革命の物語である。
(Flimarks映画より引用)
映画『翔んで埼玉』の名言・セリフ6選
それでは、「翔んで埼玉」の自虐と愛にあふれた名言・セリフを全部で6つ紹介していきたいと思います。
名言・セリフ①:「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」
東京都の名門校である「白鵬堂学院」のA組の女子生徒が言った名言・セリフです。
白鵬堂学院は官僚育成学校とも呼ばれ、エリートを目指す学生が集まります。
クラスは「都会指数」が高い生徒ごとにランク分けされており、最も都会指数が高いA組に、麻実麗という転校生が編入してきました。
A組からE組までの都会で暮らす生徒は、豪勢な校舎を自由に使用できますが、都会指数が最も低いE組の生徒は粗末な小屋に隔離されています。
なぜなら彼らは、通行手形がないと東京に入れない埼玉県民だからです。
A組の生徒たちは「埼玉」と口にするだけでも田舎臭くて耐えられないのです。
過剰な拒否反応に思わず笑ってしまう名言です。
名言・セリフ②:「埼玉県人にはそこら辺の草でも食わせておけ!」
白鵬堂学院の生徒会長、壇之浦百美がZ組の生徒に言い放った名言・セリフです。
壇ノ浦百美は東京都知事の息子であり、都会指数によって定められた階級制度こそが学校のルールだと考えています。
筋肉痛を起こして医務室で薬をもらいたいというZ組の生徒に、百美は「医務室は都民のものだ」と冷たく言い放って追い返しました。
「薬の代わりに草でも食ってろ」とは、あまりにも埼玉県民への仕打ちがひどすぎます。
その後、追い返されたZ組の生徒が本当に草を食べて治そうとしているのに笑いました。
名言・セリフ③:「いけません!こんなこところにいては埼玉が移ってしまいます!」
医務室を訪ねたZ組の女子生徒が、転校生の麻実麗に言った名言・セリフです。
麗は追い返された生徒のことが気になり、Z組の小屋を訪ねて薬を分けてあげました。
自分たちのことを毛嫌いするA組の生徒がわざわざ来てくれたのでZ組の生徒は驚きますが、麗は拒否することなく彼らに「埼玉県人としての誇りを持て」と言いました。
埼玉県人といると埼玉が移る・・・まるで伝染病のような扱いです。
ボロボロの小屋の中で勉強しているZ組の生徒たちが可哀想に思えてしまう場面です。
名言・セリフ④:「俺は埼玉県人として恥ずかしい生き方をしてきた」
埼玉在住の菅原家の父、好海が言った名言・セリフです。
菅原一家は娘の結納をするため、車での移動中にラジオから流れてきたこの都市伝説を聞いていました。
麗と百美が繰り広げる物語は埼玉に伝わる都市伝説なのです。
実は麗が埼玉県人であったと聞き、同じく埼玉県出身の好海は「今まで埼玉県人の誇りを大切にしていなかった」と自らを悔い改めようとします。
好海は新婚旅行でサイパンへ行ったとき、現地の女性スタッフに「東京から来た」と嘘をついたことがあったのです。
好海はこれを「産地偽装」だと言って自分を責めます。
このセリフの後に、埼玉愛を誓うように「埼玉ポーズ」をする好海に笑ってしまいました。
名言・セリフ⑤:「埼玉県人が何て呼ばれているか知っているか?」
麗が埼玉県人たちに語りかけた名言・セリフです。
都会育ちかと思いきや、実は埼玉出身で埼玉県人であることを隠してきた麗。
麗は東京都、そして埼玉と同じく通行手形の撤廃を狙う千葉県と戦うことを決意し、埼玉県人たちを奮い立たせます。
このセリフの後には「ださいたま、くさいたま、うさんくさいたま・・・」など、「○○いたま」と言われる埼玉県へのディスりワードが延々と続きます。
よくここまで自虐的な言葉が出てくるなと感心してしまいます。
さすがの埼玉県人たちも我慢できず、悔しさと地元への誇りを胸に戦いを決意するのでした。
名言・セリフ⑥:「埼玉は埼玉のやり方で埼玉の良さを広めていこうではないか!」
映画のラストでこの名言が飛び出します。
百美が埼玉県人たちに向かって語りかけた名言・セリフです。
麗と、百美の活躍のおかげで、埼玉県は無事に東京への通行手形を撤廃することができました。
「何もない」と散々馬鹿にされてきた埼玉県ですが、その住み心地の良さや埼玉県発祥の大手チェーンは全国各地に広まっていきました。
知らず知らずのうちに日本では「埼玉化計画」が進められ、日本中どこでも埼玉の空気があふれるようになっていたのです。
そんな埼玉の次なる野望は、「世界埼玉化計画」。
東京や他の県に馬鹿にされ、自虐ネタを言っていても、埼玉県人は埼玉の良さを大切にしているんだなと思える名言・セリフです。
まとめ
今回の記事では、『翔んで埼玉』の名言・セリフ6選をご紹介しました。
物語や登場人物もかなりインパクトがある映画ですが、出てくるセリフもかなり強烈ですね。
俳優さんたちが迫真の演技でしゃべるセリフの数々は、埼玉県民でなくても思わずクスッと笑ってしまいます。
「よくぞここまで埼玉をディスれるな!」と感心してしまうほどです。
しかし実際に埼玉に住む人々は、怒るどころか好感を抱いている人が多いというので、埼玉県民の郷土愛を感じますね。
沢山笑えて、沢山の埼玉愛を感じられる最高のギャグ映画です。
まだ、見ていない方はぜひ、映画本編をご覧ください!!!
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